俺は5年目の医者になっていた。
臨床研修指定病院で数年の前期・後期研修ののち田舎の小さな総合病院に配属された。
研修後はここで数年間の勤務の義務があるのだ。
すでに家族持ちとなっていた俺はごく平凡に暮らしていた。
内科一般から小外科まで広く浅く患者さんを診させて貰っている。
朝から夕まで週3回の外来、月4-5回の当直となかなか充実した毎日を送っていた。
田舎だし生活がかかっているおばちゃんナースばっかりだったが皆気さくな良い女性が多く仕事は楽しくやっていた。
しかし・・・
俺は今の生活に少し物足りなさを感じていた。
とにかく息苦しいのだ。小さな盆地にあって、自宅から病院までは車で5分。
本屋も町には2件しかなくエロ本の立ち読みもできない。
息抜きは年2回の学会出張だけであった。
仕事は充実しているし、家庭ももったし・・
ある朝いつものように朝早く出勤しまず入院中の担当患者さんを回診してまわった。
皆落ち着いており大きな問題はなさそうだ。今日は外来だ。
ラウンジで朝食をとり外来におりると見慣れないナースがいた。
色白で背は低めで155cmくらいか?新人では.....続きはこちら→
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