【90年代後半ボケ優位説】 ダウンタウンのピークは、94〜95年と考えているんですが(ずっと売れてるだろという意見もあるでしょうが、ある意味Mr.Childrenのピークもそのくらい)わたしの分析では以後、90年代後半は、ボケが優位のコンビか、ボケツッコミのコントラストがはっきりしないコンビが売れ出している。 まずボケ(が注目度の高さで)優位のコンビ↓ 爆笑問題、ナインティナイン、ロンブー(近年は役割が逆になってるという話もあるが)、ネプチューン(ボケ2、ツッコミ1体制) コントラストがはっきりしないコンビ↓ よゐこ、極楽とんぼ、ココリコ そもそも役割分担がない↓ とんねるず、ウッチャンナンチャン まず、90年代前半、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンの中で、ダウンタウンが天下を獲ったかどうかはわからないが、1つ抜けた印象はあった。それは、ダウンタウンの場合は、ツッコミの役割が大きかったと考えている。ナインティナインが第四世代の中でも比較的売れるのが、早かった理由の1つもこれだし、同時期に吉本新喜劇が東京でも人気が出た時期があった理由とも関係がある(これは同じボケの天丼、関西のツッコミ文化、庶民的共感性がこの時代に合っていたと考えている)が、これを話すと話が長くなるので、割愛します。 そして、そのピークを過ぎた頃、ダウンタウンほど、ツッコミが激しくないナインティナインがまず売れ、しばらくして、爆笑問題、ロンブー、ネプチューンなど比較的ボケの注目度が高かったり、ボケの人数が多いグループが売れている。 そして、よゐこ、極楽とんぼ、ココリコなど、ネタなどでボケツッコミの役割分担はあるが、バラエティーでは、あまり決まっていないコンビも売れている。ある意味、ダウンタウンとは違う特長である。 90年代中盤戦に、ダウンタウンに天下を獲られる形になった、とんねるず(ハンマープライス、野猿、うたばんなど)、ウッチャンナンチャン(ウリナリ、笑う犬、ホントコなど)も90年代後半のほうが、活躍できていた考がある。 ダウンタウンの松本人志自身も、一人ごっつや、ビジュアルバムなどソロ活動にシフトしたのは、そういう流れもあるのではないか? そして、この流れも2000年頃に変わり始める。今度はツッコミ優位になり始めるのだ。 例えば改名をきっかけに、再ブレイクした、さまぁ〜ず、くりぃむしちゅーは、三村さんの見たものをそのままつっこむスタイルや、上田さんのうんちくが注目される。 そして2001年に始まったM-1グランプリだが1〜3代目の優勝者、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、いずれもツッコミの露出度が高い事をおきづきだろうか? というわけで、お笑いのトレンドの流れの一端を少し解説してみた。 3/23^18:04 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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