2010年4月20日(火)
【ロンブーさんとコント】
しゃべりのうまい芸人には、漫才出身者が多いように感じる。
ロンブーさんは、コント出身だが(ほとんどテレビではネタをしてないが)しゃべりがうまい。(ちなみに千原兄弟さんもコント出身だがしゃべりがうまい)
だから、ロンブーさんは(新しいスタイルのイメージはさておき)漫才的ではある。しかし、それ以上にロンブーさんの武器は、話の展開力にある。言いかえると、ドラマチックである。
私の推測だが、あれは、漫才出身者ではできない。コント出身者でなければ、できない事に最近気づいた。
私は、某所でこの一年半グループコント？？を毎月行っていたのだが、最初はコントと言っても、どこか漫才的であった。
今、分析すると、あれは漫才のシチュエーションコントの、漫才抜きバージョンだったのだ。いきなり、設定から入る漫才で、コントに見せかけているが実は形は、漫才と同じだったのだ。
基本的には、フリ・ボケ・ツッコミの繰り返しのみで笑いを作っていた。
それが、少しずつ話の展開で笑いを作るボケを足していき、最近は、それをネタの全体でしている。
つまり、ボケ・ツッコミではなく、この展開の面白さを中心に作っていく笑いこそコントであり、その展開を最もメジャーな形で、応用し、操っているコンビこそロンブーさんなのである。
4/2001:48
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