【東京と大阪】 東京と大阪の笑いの違いについても、今まで書きませんでしたが、実は僕は、かなり詳しいことまでわかってるんですよ。 ここで書いてるのは、新しく思い付いた事のみなんで、過去にもう気付いてることは書いてなかったんですが、ペースが上がってきたんで、これから少しずつ書きます。 まずわかりやすく言うと、漫才ブームの時に大阪の漫才師のツッコミの代名詞は「なんでやねん!!」であり、唯一東京勢で孤軍奮闘していたツービートさんのツッコミの代名詞が「やめなさい、よしなさい」だった。 この違いは、大阪のツッコミは、間違ったことを言っているから「なんでやねん!!」とツッコんでいて、ツービートさんは、あっていることを言っているから、「やめなさい、よしなさい」なのである。 つまり、大阪人は、意外性の笑いを得意とし、東京人は共感性の笑いを得意とするわけだ。 この違いは何によるのか? 標準語という言葉がある。これは言葉だけが標準なのではない。東京人は考え方が標準なのだ。日本の標準なのである。 標準だから、共感性の笑いに強いのである。 わかりやすく例えると、よく地方から東京に出ていく場合、東京まで行かずに横浜や川崎に住んでしまったりする。 つまり、地方の人間が共感性の笑いをしようとしても、所詮、神奈川どまりで、東京という本当の標準までたどり着かないのである。 東京の中心地の寸前で止まれ!!という、チキンレースに大阪から参戦するのと、地元の東京人が参戦するのとでは、結果は歴然である。そう、共感性の笑いとはチキンレースなのであり、意外性の笑いとは、どこまで距離を稼げるかの耐久レースみたいなもので、元から東京という標準から距離のある大阪人が意外性の笑いに強いのも、また当然なのである。 5/1^05:08 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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