◆お笑いについてィブマイハート
2010年8月3日(火)
【お笑いの流れまとめ】
■細分化の流れ
◆年齢層の細分化
やすきよさん、コント55号さん、ドリフターズさんなど大衆的な笑い

若年層を中心にした漫才ブーム
◆お笑いセンスの細分化
とんねるず派、ダウンタウン派、ウッチャンナンチャン派などという言い方が象徴的
◆バラエティーの範囲内でのジャンルの細分化
ナイナイさん=ドキュメンタリーバラエティー
爆笑問題さん=社会派バラエティー
ロンブーさん=恋愛バラエティー
など
◆バラエティーの枠を超えた細分化
本、ドラマ、映画、スポーツ、ドキュメンタリー、報道などへの進出
おばかタレント、インテリ系タレント
家電芸人、ガンダム芸人
都市伝説やスピリチュアルなどのバラエティー

◆細分化され過ぎて元のオーソドックスなものに戻るのでは?
Wコロンさん、ナイツさん、タカアンドトシさんなど

■インパクト→ミーニング→ドラマチック→インパクトの流れ
◆90年代後半・ボキャブラブーム
爆笑問題さん・ネプチューンさん・くりぃむしちゅーさんの共通点は、三組とも言葉のインパクトで笑いをとっていること。
爆笑問題さんは時事ネタだから、自然固有名詞という、文章よりも短い文体がネタの面白さを左右する。
彼らがボキャブラ世代のトップに君臨したのも実は、言葉のインパクトをより多く活用している芸風に秘密がある。
ネプチューンさんは、ギャグや、言い方、勢いの要素が強い。
くりぃむしちゅーさんは、ツッコミが言葉をたくさん並べているので、見逃しがちですが、有田さんの短い文字数の飛躍したボケを、補うためのああいったツッコミであり、それをいかすためのまたボケでもあるのです。

以下M1を中心に例をあげる
◆2000年代前半・オンバト・M1初期
ボケツッコミの意味あいで笑いをとる従来の漫才に近いスタイル

から変わってきたのが、
◆ブラマヨさん、チュートリアルさん優勝時あたりから感情的なキャラクター性が入り出し
◆サンドイッチマンさん優勝時あたりから見た目を含めたキャラクター性が入り出した
その間
◆レッドカーペットなどに目をむけると
はんにゃ、ジャルジャルさん、ハイキングウォーキングさん、など、動きや、話の展開、強烈なキャラクターなどで笑いをとるようになる
◆そして、時代の変わり目として象徴的なのが、キャラクターを全面に押し出しているオードリーさんが一位通過したのに、最終的にノンスタイルさんが優勝した回である。
ノンスタイルさんは、ボケの数で勝っていた。つまり言葉のインパクトなるもので笑いをとっていったのである。
去年も
◆ナイツさんや、ハライチさんも言葉のインパクトであり、かついろいろなパターンで笑いをとっているパンクブーブーさんが優勝したのも頷ける。
だから多分、笑いの文体的流れは
最初は、言葉のインパクト

文章の意味合い

その後は、
感情
見た目
動き
話の展開
キャラクター
などという言葉としては無形に近付いていきそして無になった所に、言葉のインパクトという有形の種が生まれるという流れがあるのではないかと思います。

■意外性→共感性の流れ
元々、映画や演劇を大衆は何を求めて見に行くかと考えると非日常的な意外性を求めてなのだと思う。
それが、時間が経つと今度はその非日常的世界の中にも共感性を求め出す。
例えば、お笑いで言えば、あるあるネタみたいなものが流行り出す。思い返すに、ボキャブラブームの時も(ふかわりょうさん、つぶやきシローさん)
現在のお笑いブームも(エンタの神様など)始まって時間がたってから、あるあるが流行っている。
そして、それがだんだんお笑いの形態がネタ的なものではなく、ドキュメンタリー的、バラエティー的、トーク的なものに変化していき完全なリアリティを求め出す。
そしてまたそのリアリティな中にも意外性を求め出し、
例えば最近では
◆アメトーク→マニアックなトーク番組
◆細かすぎて伝わらないモノマネ→モノマネなのに伝わらない
◆すべらない話→すべて事実で、すべらない
◆ドッキリ系企画→リアルにおこるリアクション
◆都市伝説→事実かもしれない怪しげな話
など
そしてまた、元の形に戻っていくサイクルがあると思います。
みなおか、めちゃイケ、ロンハー、はねる、リンカーンなどが長く続いてるのは、意外性と共感性の間の作り方になっているからかもしれません。

8/3^22:21
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