【フリ・ボケ分離化】 この文は、海外にて書いています。 私は、芸人ではない一般の友人にお笑いを教えたりしてるんですが、 フリ・ボケ・ツッコミという簡単な専門用語でさえ、芸人ではない、一般の人には、理解し難いものである事に最近気づきました。 よくよく考えると、普段まともな事を言ってるような、まあ普通のまじめな人でも、ほんの少し面白いことをいうだけでも、「面白い人」「いい人」と言ってもらえます。 だから、大半はまともな事を話して、あと少し冗談を言ったり笑ったりするだけで充分なのです。 ところが、私の教えている笑いというのは、フリに対してボケるというもので、「まともな事に対して少し変化を付ける事によって面白くなる」という、よく考えると、一般人には、理解し難い、非常に高度なものなのです。 別にまともな事と、面白い事を、いちいち関連付ける必要性はなかったのです。それぞれ分離して話してもよかったんです。 そういう私も、「ネタがない」とよく言うのは、まともな事がわからないわけでも、面白い事が浮かばないわけでもなく、 それらを組み合わせられないという事を称して「ネタがない」と言っていたわけで、組み合わせなくても実は良かったんです。 振り返ると、そうやって緻密にフリとボケを計算して、ネタを作ってる芸人ほど、あまり売れてない気がします。 なんでかと考えると、ボケるのにベストタイミングないいフリなんて、通常の会話でめったにこないんです。 だからあんまり、緻密にやっても実践できないので、普段の面白さにつながらない可能性があります。 今後はまともな事と面白い事を分離して、教えようかと思います。 4/12^20:04 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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