【これからのツッコミ】 ◆意外な本音 以前、岐阜の人は、本音を笑いに変えるのが下手だという話が出たので書いてみます。 意外性のウケる今の時代にあったツッコミってなんだろう?というかまあ、ツッコミに限らず全ての人間にあてはまる事で言えば「意外な本音」を言う、もしくは引き出す事だと思います。 意外性のボケ及びそれに対してツッコむというとなかなか、社会生活での実践は難しい。しかもボケというと間違った事を言うというのが、一般人の認識なので、時と場合をわきまえなければならない。 そこで「意外な本音」という事ですが、普通本音というと共感性のもののように感じますが、実はお笑いの時代の流れというのは人間の精神の変化に起因しており、人間自体が意外性を求めています。だから、本音そのものが、意外性、言い換えれば個性的になってきているので、万人に共通するものではなくなりつつあります。 という事は今世界中にはそうした「意外な本音」が言いたくても、変な目で見られるから言えない人たちで充満している事になります。その人たちの本音をききだす、もしくは自分自身が個性的な本音、まあ個性的な意見と言った方がわかりやすいでしょうか、そのようなことをするときっと喜ばれます。 ◆誘導的ツッコミ 私の考えでいうと、ここ何年は多数派がウケてきたんで、多数派の人の代弁としてのツッコミで乗り越えられたんです。 ところがこれからは、少数派がウケてくるんです。だからツッコミの意識も変えなければなりません。 例えば先日の地震のようにそうはおこらないような事が起きた時に、今までの常識が通じるでしょうか!? 大津波が押し寄せているのに、今までの常識を重んじる人間が誘導してたんでは、多くの命が助からないのです。 そこでこれからは、誘導的ツッコミができる人間が重宝されるでしょう。 多数派の人を代弁するツッコミではなく、誰も気付かない事に対してもきちんと突っ込んでいく人間が、結果的に多くの命を救うのです。 5/28^12:44 [コメントする] [更新通知] [編集] |