◆お笑いについてィブマイハート
2012年3月29日(木)
【ターン力】
ターンりょく(力)

こういうコラムを書くと作家や評論家よばわりされるんですが、これそのものが自分にとって噺家としてのネタなんで、ネタつぶしになるので心外ではありますが、自分がそういったネオ芸人である事が一般的にはわかりにくいので、控えようとは思っています。

が、しかし自分のコラムの中で、補足しなければならない点があったので、これだけは書いてみます。何度も言うように、私の語るのは、お笑いの裏側ではなくて、これ自体がお笑いのジャンルとして、将来スタンダードになりますし、ネタとしてライブでできます。


刹那的にボケの傾向が変わっているのは書きましたが、普遍的にはどうなのか書いていなかったので書きます。
それはいつの時代でも、ボケに相応した、フリに戻す力(ターン力)が必要になるという事です。

例えば、よくボキャ天時代の爆笑問題さんのツッコミは、そのまま過ぎると友達が昔言ってましたが、よく考えると、ボキャ天はダジャレです。ダジャレはフリに近いボケですから、フリに戻す力(ターン力)が少なくてすみます。

逆にその後の時代で、笑う犬か何かで名倉さんがホリケンさんなどのボケに「突っ込むところが多すぎて何から突っ込んでいいかわからん」と言っていましたが、これは、フリに戻すのに時間や技術がいる、ターン力のいるボケであった事が伺えます。

もう少し例をあげると、漫才ブームの時にツッコミの言葉数が少なかったのは、フリに近いボケだったからです。某氏が「下手でも面白かったらいい」というのと時代が上手くマッチしたのです。
逆にその後の時代のガキ使のフリートークというのは、あれはツッコミに技術(ターン力)がいります。

お笑いの解説はここまでで、ここからは精神論になりますが、今少しずつこのターン力の振り幅が、今年か来年あたりまでMAXで必要になります。

お笑いは社会の縮図なので、これは、例えば社会の出来事でもいろんな複雑な問題が起きた時に問題を解決する、お笑いでいうとフリに戻す力(ターン力)が求められます。つまり世の中の人はボケだけではなくて、それに相応したツッコミもまた求めているんです。

「突っ込むところが多すぎて何から突っ込んでいいかわからん」この場合はただ単に感情的につっこむよりむしろ冷静にじっくり1つ1つをフリに戻す力が必要になると思います。それにはコミュニケーションも必要になるでしょう。

また、このターンが大きくなってるという事は、やる気がおこりやすいけど、その分やる気をなくしやすいという事なんです。なぜならそのおこったやる気をなくすのもまた、ターン力でもあるんです。両方あなたが求めただけなんです。だからそういう事で精神的に悩む人も増えると思いますが、実はそういう仕組みなんで冷静に対処してください。


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