【善悪】 人間は、聴いたことのある言葉を肯定する傾向がある。 例えば「喧嘩はよくない」と言うと否定文なのだが、「喧嘩」という言葉に耳慣れると、「喧嘩」を肯定的にとらえる可能性があるので「仲良くしようね」と言った方がよい。極端なことをいうと、人間の善悪の判断基準は耳慣れている=善、いない=悪と、本質的にはとらえる。本質が受けている時代か、時代でないかによって、嗜好レベルで善悪が逆転する場合もある。例えば不良文化がメインストリームにある場合は、その時代は、非本質的なことが流行っているので、本来、悪である不良を肯定的にとらえる傾向がある。 ところで、これをお笑いにあてはめると、例えばポピュラーな話題をふられた際は、あまりポピュラーではないことを言って返した方が、ボケとしての落差は大きい。 逆に、あまり耳慣れない難しい社会問題をふられたら、ポピュラーな話題で返した方が、ボケの落差は大きい。 そして、落差は大き過ぎるとかえって、飛躍しすぎて伝わらない場合もあるし、タイミングや、時代によっては、あまり落差はない方がうける場合もある。 2/14^04:23 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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