胴上げは、偉業を達成した者などを祝福する際に行うが、放り投げる者が確実に支えていないと、胴上げされる者が落下して頭部を強打し死亡に至る場合がある。 1967年3月18日、山梨県甲府市のホテルで大学の卒業生24人の謝恩会が開かれ、教授ら15人の胴上げが行われた。その際、12番目に胴上げとなった35歳の教授が畳みに落下し、頚椎脱臼と脊髄切断で8日後に死亡した。 1991年10月1日、愛知県名古屋市では、会社員が送別会で同僚らに胴上げされた際に落下し、その後死亡した。胴上げをした同僚7人は過失致死罪の疑いで書類送検された。 1996年12月10日には、栃木県宇都宮市で大学生が学園祭で後輩らに胴上げされた際に落下、その後死亡。1999年11月16日には、島根県松江市で会社社長が、当該社のアルバイト学生ら5人に胴上げをされた際に落下、その後死亡した。 2007年11月18日には、滋賀県栗東市で会社員が同僚らに胴上げされたが畳の床に落とされ、首や背中の骨を損傷し、呼吸不全や寝たきりになるなどの障害を負った末、2008年9月に敗血症で死亡している。同僚らには過失致死罪でそれぞれ罰金10万円の略式命令が出された。 2009年12月5日、沖縄県南城市の琉球GCで実施された日韓女子ゴルフ対抗戦で韓国代表が優勝したのを祝い、大会終了後に主将の李知姫が胴上げされたが、誤って落とされた。このため同選手は、腰を強打したが、幸い検査の結果は異常なしだった。 これらの事故の原因としては、「空中に放り投げる回数に誤解があった」や、「結婚式・送別会などの祝いの席で実施されたため、放り投げる者が酒に酔っており、受け止められなかった」などがある。被害者は正に天国から地獄を味わうことになる。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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