歯の治療で中毒死

 1982年4月20日、東京都八王子市の歯科医院で、院長(69)が女児(3)の歯の治療の際、歯にフッ化ナトリウム(フッ素)を塗るところを誤って劇薬のフッ化水素(フッ化水素酸)を塗ってしまい、女児を急死させる事故が起きた。

 院長は女児の歯にフッ化ナトリウムを塗り始めたが、大騒ぎして暴れ出したために、付き添いの母親に腕を押さえているよう指示、いやがる女児に液を塗り続けたところ、女児は床にもんどりうって飛び落ち、血の混じった泡を吹いて苦しみ始めたという。その後、女児は救急車で東京医大八王子医療センターに運ばれたが、約2時間後に死亡した。

 その後の調べで、女児の死因は「急性毒物中毒死」で、業者がフッ素とフッ化水素酸を間違えて配達したのを院長が十分に確認せずに使用した事が原因と判明した。

 院長は通夜の席で土下座して詫びて、そのまま脳溢血で倒れ入院。最終的に業務上過失致死で有罪判決を受け、歯科医院は閉鎖された。


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