マリーア・デ・ヴィロタ



マリーア・デ・ヴィロタ・コンバ(Maria de Villota Comba 1980年1月13日生)
 [スペイン・レーシングドライバー]


 マドリード出身。父は元F1ドライバーのエミリオ・デ・ヴィロタ。マリーアは2001年にF3としてデビュー、2005年まで出場した。世界ツーリングカー選手権、ユーロ3000選手権、フォーミュラ・パーマー・アウディ、スーパーリーグ・フォーミュラ(2009年〜2011年)に出場した。

 2011年にフランスで行われたロータス・ルノー・グランプリのテスト走行として参加、2012年にはフォーミュラ1に参戦するロシアのスポーツカーのメーカーマルシャF1チームとテストドライバー契約を結んだ。

 2012年7月3日、ダックスフォード飛行場の滑走路で行ったMR01の空力テスト中にチームのサポートトラックに衝突する事故を起こした。テストを終えピットに戻る際に、マリーアが操作を誤り停止していたチームトラック後部の昇降機に突っ込んだ。昇降機は地面と平行に開いた状態になっており、そこに彼女のヘルメットが突き刺さり、顔と頭部を負傷して意識不明で病院に救急搬送された。

 その後、意識を回復したが、右目を失うという重傷を負った。

 奇跡的に生還した彼女であったが、この事故で負ったケガが要因で翌年急死している。事故死21→マリーア・デ・ヴィロタ


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