原静枝



原静枝(はらしずえ 本名:原田静枝 1915年9月27日生)
 [女優]


 東京出身。相愛女学校卒。1932年、新進女優・桂珠子の推薦により新興キネマへ入社、桂珠子主演の『太陽の娘』で映画デビュー。以後も桂珠子主演『ふらんす人形』(1933年)、鈴木澄子主演『侠艶録』(1933年)、『春の目醒め』(1934年)などで身長165センチ、体重60キロという当時の日本女性としては珍しく大柄な体格を活かした特異なパーソナリティを発揮した。

 1934年1月8日、広島県呉市の海軍海兵団に入団する新兵の見送りに京都駅ホームにでかけた際、群衆が階段で将棋倒しとなり、圧死者77名がでた事故(京都駅跨線橋転倒事故)の犠牲者のひとりとなった。

 事故当時、駅構内には海兵団や見送りの関係者など、数千人というおびただしい人数が詰めかけ、ホームは立錐の余地もない状態になっていた。暫くして群衆が折り重なるように倒れ、跨線橋付近のホーム上は大根を押し重ねたように人が積みあがった地獄絵そのもので、物凄い叫び声が響いたという。

 彼女は映画監督の上野真嗣と婚約したばかりであった。

 1934年1月8日死去(享年18)





w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ