花柳喜章



花柳喜章(はなやぎきしょう 本名:青山勝 1923年1月22日生)
 [俳優]


 兵庫県出身。1933年11月、10歳で明治座で初舞台を踏む。切れ味鋭い才能がほとばしるということはなかったが、着実な人柄で、演劇に対する情熱に支えられた力強い行動力があった。勉強会「青年の会」なども積極的に指導していた。無器用な俳優だったから、綿密な計算を立てた演技であった。

 1978年1月2日、新橋演舞場で公演中の新派初春公演『浮気の手帖』に主役として出演していたが、突然舞台上で倒れ近くの病院に搬送されたが、心不全で急死した。舞台正面のソファに座り電話をかけるシーンで、突然ガクンと首を折り、大きなイビキをかき出したため、関係者がすぐ幕を降ろした。演舞場は1500人の観客で満員だったが、公演はこの不慮の出来事で中止となった。

 父親で、新派の名女形として知られた花柳章太郎も13年前、同じ新橋演舞場での新派初春公演で倒れて死亡しており、奇しくも親子二代、同じ時、同じ場所で人生の幕を閉じた。どちらも役者冥利につきる最期だった。

 1978年1月2日死去(享年54)


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