ベサニー・ハミルトン(Bethany Hamilton 1990年2月8日生) [アメリカ・サーファー] ハワイ州カウアイ島出身。幼い頃からサーフィンを行い、コンテストの子供部門で優勝、オーストラリアのサーフブランド「リップカール」がスポンサーにつくほど将来のプロサーファーとして期待されていた。 2003年10月31日の朝、13歳の時にカウアイ島の海岸で親友とその父兄弟とサーフィンを楽しんでいたが、体長14フィートから15フィートのイタチザメ(最も危険なサメとされる)に襲われて、左腕を肩の下から食いちぎられた。救助され病院に運ばれたが、全身の血液の60%を失っており病院での回復まで7日間かかった。 事故のトラウマにもかかわらず、彼女はサーフィンに復帰することを決心、1ヶ月も経たずに再びサーフィンを始めた。通常サーフィンは、パドル(手で漕いで進む)でスピードをつけてテイクオフ(波に乗る)するため、片腕が無いことは致命的である。しかし彼女は、以前より長くて厚みのあるボードを特注してパドルを容易に操作できるようにした。また失った左手の代わりに足をより使う必要があることに気づいた。 2004年1月には大会に出場した。同年7月、ESPY賞のカムバック賞にノミネートされ、最終的に選ばれた。ティーン・チョイス・アワードの特別賞を受賞した。同年、自伝「Soul Surfer: A True Story of Faith, Family, and Fighting to Get Back on the Board」を出版した。 2005年、NSSA(全米アマチュアサーファーの最高レベル)のチャンピオンとなり、2008年にはプロのASPのワールドクオリファイシリーズに出場するようになった。 2010年、自伝を映画化した『ソウル・サーファー』の製作が始まり、2011年4月8日にアナソフィア・ロブ主演で全米公開された。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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